奇妙なご近所関係こそ賃貸物件に住む醍醐味であーる
私の近隣住民の話をしよう。
私が住んでいる家の近くにある賃貸物件に住んでいる人が引っ越した。
外に出るとたまーに姿を見かけるだけの関係だ。
すれ違うこともないし顔もガン見みたことがない。ガン見しようとも思わないのだがね。
なのでどんな人だったかもわからない。
性別は女性だ。最初は女性が入居してきたが途中から男性もついてきた。
その賃貸物件はひとり暮らしがメインに設計されている、はず。
頑張れば2名でも生活できるが荷物の多い女性がいると同居は難しい広さだと思う。
一緒に住むことにしたのか。それとも結婚するからなのか。
おそらく2名で暮らしていける物件に引っ越しをしたのだろう。
気がついたら郵便ポストに緑色のガムテームが貼られていた。
これは郵便物を入れられないように大家や物件の管理会社が郵便ポストに貼るわけだ。
これで入居者がいないんだなとわかることになる。
あとインターホンの電源も消えているのでブレーカーが落ちていることがわかる。
ブレーカーが落ちているということは・・
人が住んでいないか、究極の居留守中か、究極の節電中のいずれかだ。
そこに人がいない可能性は95%。
前日まで見た人があくる日いなくなっていた。賃貸物件は回転がはやい。
しかし、これが賃貸の醍醐味でもあるわけだ。
その賃貸物件の同建物内に住む人に変わった人がいる。
何かというとブレーカーを落として生活しているのだ。
正確にはインターフォンの電源が落ちているというべきか。
しかし、部屋の中の電気はついているのである。
郵便ポストの少し上には「広告禁止」と書いた緑色のガムテープが貼られている。
つまり、受け取るものは受け取るが、すぐゴミになる広告類は不要だということ。
頑固なのかコミュ障なのか。
もちろん、その人の顔をはっきりと見たことはない。
チラッとは見たことあるが、やはりそれなりに年齢を重ねた風な男性であった。
ちなみにこの弾性は週末になると家を不在にする。
金曜日夜か土曜日朝には外出して、日曜日夕方まで戻ってこない。
仕事なのかプライペートなのかわからないが。
人にはそれぞれの生活がある。
自分だけではなく他人もまた自分なのである。
そんな名言っぽいけど、よくよく考えると意味不明な言葉で本日は終わりにしよう。
みんなの生活に幸あれ。私も幸をいただきたい。わお!